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風の墓碑銘 単行本 – 2006/8/30

4.7 5つ星のうち4.7 22個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2006/8/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/8/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 492ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103710071
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103710073
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 22個の評価

著者について

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乃南 アサ
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1960(昭和35)年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動に入る。1988年『幸福な朝食』が日本推理サスペンス大賞優秀作になる。1996(平成8)年『凍える牙』で直木賞受賞。他に『ボクの町』『団欒』『風紋』『晩鐘』『鎖』『嗤う闇』『しゃぼん玉』『ウツボカズラの夢』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ニサッタ、ニサッタ』『犯意』(共著)、エッセイ集『いのちの王国』『ミャンマー』など著書多数。巧みな人物造形、心理描写が高く評価されている。

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
22グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めてこの著者の小説を読みました。
私の好きな東京下町が舞台で、非常に人間臭いドラマが展開され、
また自分も歩いたことのある風景と舞台が合致するので、
大変臨場感を持って、読むことが出来ました。

面白いと、テレビドラマ化された時に、この役はあの俳優に演じて欲しいとか
考えますが、今回も考えました。
主役は長澤まさみさん、滝沢はピエール瀧さんかな。
2014年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元女性白バイ警官だった音道巡査部長が迷宮入りしそうな殺人事件を地道に掘り起こしていく過程が本当に面白かった。
2006年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この小説は週刊新潮に六月まで連載されていたものです。

連載中は新潮がでるのを今か今かと待っていました。

それくらい読者を飽かせない緊張感ある小説です。

「下町の古家の解体工事現場からでる2体の古い白骨体とボケ老人

殺人が絡みあいほぐれて行く」。

この事件を担当するのが直木賞受賞作「凍える牙」でコンビを組んだ

音道・滝沢コンビです。

乃南さんの人物造形の確かさ、警察内部の詳細は小説にしっかりとした

ボディを与え真実みがあり、読む者を小説の中に引きずりこみます。

音道・滝沢コンビのお馴染みのふきょう和音は2人が真剣なほど

おかしく、重く暗い物語りに彩りをそえますし、音道の恋人の存在

や滝沢の髪の薄さは「カイシャ」と共に生きてきた月日を感じさせます。

作中人物の「長尾」君に幸あれと肩入れしたくなります。

お読みになれば共感をいただけるとおもいます。

福田和也さんの乃南アサさんへの評価の低さがどうしても合点いきません!
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年8月29日に日本でレビュー済み
いままでのシリーズを全く知らない者が読むと,後半うんざりしてくる.
事件そのものより,女性刑事の個人的な恋愛の悩み,相方刑事との心理的駆け引きみたいな話がえんえん続く.
三十代後半を迎える女性刑事の,個人の幸せと職業との連立の厳しさも.
そこを面白いと感じるかどうかで評価が分かれる.
その割りに事件の解決は,ご都合よく結末をつけた感じ.

こんな長編にする必要があるのだろうか.
真夏の炎天下をうんざりしながら,こっちまで一緒に歩かされたような読後感だ.
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月15日に日本でレビュー済み
凍える牙、鎖以来の音道さんでしたが、いや〜、やっぱり面白かったです!
ミステリーとしての筋書きは前2作の方が明らかに上。
でも聞き取り調査のため歩き回る日々で、二人が目にする地面まで見えてきそうな描写。これが読ませるんです!
音道さんの同僚の先輩の人柄など、女同士の嫌なところが本当にリアルで、さすが女性作家ですね!こんな人、私のまわりにもいます。本人は自分だけが苦労しているって思ってるんですよね…。
鎖を読んだのがもう5〜6年も前なので、音道さんがワケあり独身だとは思ってたけど「あれ〜、旦那さんの浮気で離婚したんだっけ?死別したんじゃなかったっけ?」とか、今の彼とのなれそめとか覚えてない部分が多くて、ちょっと気になりました。前作を読み返してからの方がいいかな?でもストーリーのダイナミックさは前2作の方が大分上だから、見劣り(読み劣り?)するかな…?
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
乃南作品はほとんど読んでいますが、音道刑事シリーズは大好きな作品のひとつでしたので

読む前から期待大でした。

今回も登場人物がとても魅力的に描かれています。音道刑事はもちろんのこと、私は相方の

滝沢刑事の人間臭さが好きです。どこの組織にもひとりはいそうなオヤジですが何だか憎めない人です。

20数年も前に殺されたと思われる白骨死体が発見され、さらにその鍵を握っていると思われる老人が撲殺されるという展開で、小説の前半にボリュームがあったので、半分以上読み進めた時点で「この残りページ数で完結できるのか?」と心配になるほどでしたが、さすが乃南アサと言えるあざやかな結末でした。

今回は今までの音道シリーズと違ってハラハラ感は少なく、地道に犯人をつきとめていくという感じでしたが、これはこれでとても楽しめました。

そして以前の音道刑事の話を、もう一度読み返してみたくなるそんな気分にさせられました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
音道貴子シリーズ、第6作。相方が滝沢警部補とくれば、面白くないわけがない。期待を持って読んだ。東京・下町の解体工事現場から古い白骨死体が三つ発見されるという事件を背景に、徘徊老人の撲殺事件、捜査情報の漏れなど、いつもながら巧いと唸ってしまう展開。

こうした事件を縦糸とし、恋愛感情を横糸として物語は展開します。滝沢の味といい、音道の感情の流れといい、期待以上の作品でした。初版後、10ヶ月で6刷の売れ行きですので、書店で見つけるより、インターネットで購入が手っ取り早いかもしれません。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年11月9日に日本でレビュー済み
ボクはこのシリーズを初めて読みました。

面白かったです。

人間臭い。

泥臭い。

そんな刑事物です。

ちょっと生活臭が強いところもありますが

謎解きだけに終わらない人物的な魅力が

この物語の魅力の一つとなっています。

物語の謎解きの妙も心憎い気がします。

こう来るのか。

たくさん流した汗が報われて良かったと

共感できる物語です。

横山秀夫の警察ものも人間臭いドラマですが

ちょっと異質な感じがしました。

横山秀夫の背後にはいつも

「組織」の影がちらつくような気がするのですが

こちらはそうではなかったような。

やはり女性が主人公っていうところも

大きいのかな。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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